オフィスカフェを設置したい!
メリットやおすすめな理由も紹介

オフィスカフェを設置したい!メリットやおすすめな理由も紹介

【本記事のポイント4つ】

  • 1.オフィスカフェを設置している企業が増えている
  • 2.オフィスカフェは社内コミュニケーションの活性化・心理的安全性を高めるためおすすめである
  • 3.オフィスカフェは、さまざまな活用があるため、用途にあわせて利用することが可能
  • 4.オフィスカフェ導入の手軽な方法として、「オフィスコーヒー」の導入が手軽でおすすめ。ネスレ日本の「ネスカフェ アンバサダー プログラム」なら、設置スペースに困らずにコスパ良く実現が可能。

【目次】

オフィスカフェとは、コーヒーや紅茶などのドリンクが飲めるだけでなく、一般的なオフィスと違い、おしゃれなカフェの雰囲気を演出できるカフェスペースのことです。カフェの他に幅広い用途で活用している会社も多くあります。

この記事では、社内にカフェスペースを設ける効果や具体的な設置方法、活用例などを解説します。この記事を読めば、オフィスカフェの設置にあたって必要な基礎知識を把握するのに役立つため、ぜひ参考にしてください。

オフィスカフェとは?

オフィス内に設置したカフェ風の空間を、オフィスカフェといいます。カフェ風のスペースを作ることで、従業員はコーヒーやお茶を飲んでリフレッシュできます。社内イベント・勉強会の開催や、社外の人との打ち合わせなど、幅広い用途に利用できることもオフィスカフェの特長です。

リフレッシュ・リラックス効果を狙ったオフィスカフェスペースにするためには、癒し効果が期待できる観葉植物やフェイクグリーンなどを置いたり、温かみのある木材を使用したテーブル・イスを設置したり、間接照明を利用してオフィスとは異なる雰囲気を演出したりするとよいでしょう。

オフィスカフェを設置している企業が増えている

オフィスカフェを設置している企業が増えている理由として、満足度の向上が挙げられます。また、離職率の低下にもつながる可能性があります。それぞれについて以下で解説します。

従業員の満足度の向上

おしゃれなカフェ風の空間は従業員の関心を引くため、多くの人を集めやすくなります。その結果、部署を超えた交流の場として機能するようになり、コミュニケーションが良好なオフィス環境に満足する従業員を増やすことができるでしょう。

また、オフィスカフェは従業員が自分らしく居られる環境を作り、職場内のコミュニケーションを活性化させる上で有効な手段です。自由に発言できる職場に改善すれば心理的な安全性が向上し、従業員の会社に対する見え方が変わり、満足度アップへと感につながりやすくなります。

詳細については「オフィスカフェを設置するメリット」で解説しているため、こちらの章も合わせてご覧ください。

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従業員の離職率の低下の可能性も

オフィスカフェの設置によって従業員の会社に対する満足度が高まると離職率の低下につながる可能性があります。退職する従業員の減少によって優秀な人材の外部流出を防止できれば、人材不足を解消でき、継続的な事業運営を図ることができます。

従業員の満足度が向上すると、「オフィス環境が整っている会社」という企業のイメージアップを図ることも可能です。また、企業イメージの向上によって、採用活動にもよい影響を与えます。

求職者のなかには、従業員の満足度や企業イメージなどを参考にして応募する企業を分析する人も少なくありません。従業員の満足度が高いほど、入社後のオフィス環境によいイメージを思い描けるため、応募者の人数が増える可能性があります。求人の応募者が増えることで、自社が求める人材や優秀な人材を確保しやすくなるでしょう。

オフィスカフェを設置するメリット

カフェがオフィス内にあると、職場内のコミュニケーションが活発になり、従業員の心理的な安全を確保するのに役立ちます。また、生産性の向上や採用活動にもよい影響を与えるといった効果も得られます。

社内のコミュニケーション活性化

オフィスカフェを設置すると、社内のコミュニケーションを活性化させることができます。従業員がコーヒーやお茶などを飲みながら一息つける休憩スペースがあると、リラックスした状態で他の従業員と会話を楽しめるでしょう。

部署間の交流が少なく、カフェスペースがない企業の場合、部署内の従業員同士の交流は深められますが、他部署とのコミュニケーションの場を生み出すには別の方法を検討する必要があります。業務で関わることがない従業員同士が会話を楽しめる空間を作るなら、カフェを設置することをおすすめします。

また、経営層の役員がカフェスペースを利用することは、普段顔を合わせる機会が少ない従業員と交流する機会を増やし、立場に関係なく意見交換をするきっかけを作り出すのに有効な手段です。

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心理的安全性を高める

心理的安全性は、心理学の専門用語の1つで、部署・チーム内でいつでも自分らしく居られる安全が確保された状態を意味します。アメリカの組織行動学者によって生み出された概念で、2016年にアメリカのGoogle社が、「チームの心理的安全性が高いと生産性が上がる」と発表したことをきっかけに、世界の企業から注目されるようになりました。

具体的には、仕事でミスをしたり異なる意見を発言したりしても、それらを理由に周囲の人から非難される心配がないことを指します。カフェコーナーの設置によって気軽な雑談ができるようになれば相互理解が深まり、誰もが自由に発言できる会社に変えることも可能です。また、仕事へのモチベーションも上がり、業務効率アップも図れます。

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仕事の生産性を高める

オフィスカフェの設置によってリフレッシュできる環境が整えば、従業員の生産性が高まる可能性もあります。オフィス内にゆっくり休憩できるスペースがない場合、従業員はオフィスの外で休憩スポットを探すか、休憩を取らずに業務を続けるなど、限られた選択肢から選ぶほかないでしょう。

オフィスカフェや休憩室の設備を充実させることができれば、従業員は社外に出なくても休憩時間を利用して短時間でリフレッシュできます。業務から一旦離れて休憩することで、リフレッシュできるためその後の業務への集中力を高めるのに効果的です。個人レベルでの生産性が向上すれば、組織全体の生産性アップにつながります。

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採用活動に良い影響をもたらす

前述の通り、オフィスカフェの設置によって離職率を下げる効果も期待できますが、他には採用活動にもよい影響を与えてくれます。カフェ風のおしゃれなスペースがあると、社内の福利厚生として社外にアピールできます。

従業員にとって働きやすい環境を提供している会社は、求人の応募者に注目されやすいため、採用活動を競合他社よりも優位に進めることができるでしょう。たとえば、「〇〇会社は福利厚生がしっかりしている」といった自社の評判が企業イメージをアップさせることで、自社の求人に興味を持った応募者を集めやすくなります。

採用母集団が増えることで、優秀な人材や自社が求める人材を確保しやすくなるといった複利効果も期待できます。ただし、自社のブランディングのためだけに設置すると失敗する可能性があるため、多目的に利用できるオフィスカフェを設けましょう。

オフィスカフェの活用例

社内に設置するカフェスペースは、多目的に利用できることが魅力です。広いスペースを確保できなかったとしても、工夫次第で有効に活用できます。ここでは、オフィスカフェがどのような用途で利用できるか、活用例を紹介します。

プライベートの交流の場として

オフィスカフェは、従業員同士のプライベートな場としても活用できます。たとえば、コーヒーメーカーでコーヒーを作っている時間や待っている時間、コーヒーを楽しんでいる時間に、気軽な雑談ができることは従業員にとって大きな魅力になります。

どの部署からも利用しやすいオフィスカフェを設けることで、普段交流する機会がない部署の従業員や上司と会話するきっかけを作れるため、他部署で相談相手を見つけられるかもしれません。

仕事の相談の場として

仕事での些細な相談をしたいときに、カフェコーナーがあると相手を気軽に誘うことができます。メールでは伝えづらい話や、ミーティングを開いて議題にあげるほど重要性が高くないことを相談する場として便利です。

たとえば、「少し休憩しましょうか」や「ちょっとコーヒーでも飲みましょうか」と、相談したい人を誘うとよいでしょう。わざわざ会議室や1対1になれる場所を用意する必要がないため、相談するときの心理的なハードルが下がることも魅力の一つです。

ミーティングスペースとして

オフィスカフェにホワイトボードやモニターなどの設備を導入することで、ミーティングやオンライン会議などを行うスペースとして利用できます。ただし、ミーティングの頻度が多すぎると、声や音が気になってくつろげなくなり、リフレッシュを目的に利用したい従業員の不満が溜まる可能性があります。

騒音対策をする、利用者が少ない時間帯にミーティングをするなど、休憩目的で利用する従業員への配慮をすることが大切です。

情報のインプットの場として

オフィスカフェに本棚や掲示スペースを設けることで、情報共有や情報のインプットの場として活用できます。たとえば、本棚に業務で役立ちそうな書籍や雑誌、資料などを置くことで、ドリンクを飲みながら情報を収集することも可能です。

また、掲示スペースを設置して社内のニュースの発信や社内イベントの告知などに利用すれば、オフィスカフェを利用する従業員に見てもらえる可能性が高まります。何度も目にすることで、社内の出来事に関心を持つ従業員が増え、会社への愛着度が高まるかもしれません。

イベント空間として

十分な広さが確保できれば、社内でイベントを実施できます。セミナーや勉強会などを開催する場合は、マイクやプロジェクター、ホワイトボードなどの備品を用意しておくとスムーズにイベントを進行できるでしょう。

ただし、マイクを使用する場合は、壁を防音性の高いものにしたり、執務室から離れた場所に設置したりするなどの騒音対策も考えておくことをおすすめします。

手軽にオフィスカフェの設置する方法4つ

カフェコーナーを設置したくても、十分なスペースを用意できないというケースもあるでしょう。そこで、手軽にカフェコーナーを作る方法を4つ紹介します。以下を参考に、自社の状況に合ったオフィスカフェを作りましょう。

コーヒーメーカーなどを設置する

独立したオフィスカフェを作れない物理的な理由がある場合は、まずはコーヒーメーカーだけでも導入してみることを検討するのも一つの方法です。コーヒーメーカーを設置すれば、従業員はいつでも淹れたてのコーヒーを飲むことができます。さらに、コーヒーができるまで時間ができるため、上司や同僚と気軽な雑談を楽しめる場所を作れます。

コーヒーメーカーを設置するだけで、オフィスの一部を従業員が集まる簡易的なカフェ風の空間に変身させられるでしょう。ドリンク目当てで集まったとしても、その場にいる従業員と自然に会話ができるため、オフィス内に交流の場を生み出すきっかけとなります。また、お菓子を常備すると、ドリンク持参の人も集まりやすくなるのでおすすめです。

ハイカウンターを取り入れる

ハイカウンターを執務室の一角に設置してパーテーションや棚などでスペースを分ければ、手軽にカフェ空間を作り出せます。ハイカウンターとは、高さのあるイスに座っても立ったままでも利用できるバーカウンターのようなテーブルのことです。座って休憩する人と立ったままの人の目線が合うため、コミュニケーションが取りやすい特徴があります。

オフィスワーカーは長時間座った状態で仕事をするため、立ったまま利用できるハイカウンターがあると、姿勢を変えられるので気分転換になるでしょう。また、ハイカウンターを取り入れることで、従業員がリフレッシュできるスペースを設けられます。オフィスカフェを作るのに十分な予算がある場合は、ハイカウンターの設置を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

ワゴンを取り入れる

コーヒーメーカーやお菓子などを置く場所を作れないなら、ワゴンを取り入れることをおすすめします。小さなカウンターや棚付きのワゴンを置くだけで、カフェカウンターにもローテーブルにもなります。ワゴンにお茶・紅茶のティーバッグやお菓子、インスタント食品などを常備しておけば、快適に過ごせるスペースを提供できるでしょう。

人気のドリンクやお菓子などの種類を充実させることで従業員のニーズを取り入れられるため、満足度の向上が期待できます。ワゴンを設置すれば、カフェコーナーのために広いスペースを確保する必要がないため、オフィスの維持費の削減につながります。

おしゃれな家具を取り入れる

オフィスカフェに使える十分な広さがある場合は、おしゃれなデザインの家具を取り入れるのもよいでしょう。たとえば、カフェで使われているような座り心地のよいソファや、木材と鉄製の部品で作られたおしゃれなテーブルなどを設置することで、仕事モードをオフにしやすい環境を提供できます。

また、執務室と異なる雰囲気の家具を選ぶことも大切なポイントです。執務室と異なる趣の家具を置くことで、カフェ風のおしゃれなインテリアにコーディネートでき、利用する従業員にとって特別感のある空間を作り出せます。さらに、メリハリのあるスペースを作りたい場合は、オフィスカフェの床材を違う素材に変えることをおすすめします。

オフィスカフェを設置する際のポイント

別室への設置にこだわらない、水回りの工事を行わないなどのポイントをしっかり把握しておけば、オフィスカフェの設置で失敗を避けることができるでしょう。それぞれのポイントを以下で詳しく解説します。

別室で設置することにこだわらない

オフィスカフェは、執務室と独立した場所に設置しないといけないわけではありません。空きスペースを有効活用すれば、執務室内や隣接した場所にカフェスペースを実現できます。たとえば、従業員が行き来するのを妨げない程度の広さがある通路や、執務室内の空きスペースを活用して設置するのも一つの手段です。

執務室内や隣接する場所にオフィスカフェを設置するメリットは、休憩するときの移動にかかる時間を短縮できることです。また、執務室内にカフェコーナーがあれば、誰でも気軽に利用できるメリットがあります。

執務室以外の場所にオフィスカフェを作るスペースがない場合や、移動時間の削減を実現したい場合は、執務室内や隣接した空きスペースを有効活用しましょう。

水回りの工事は行わない

カフェコーナーを設ける場合に、水回りの工事が必要と考える人もいるかもしれません。水回りの工事が必要な大規模なリノベーションをイメージすると、予算が足りない、スペースがないなどの理由でカフェスペースを設置するのを断念せざるを得ないケースも出てくるでしょう。しかし、水回りの工事を行わなくてもカフェ作りはできます。

たとえば、自販機・コーヒーショップで購入したドリンクを処分するときのように、残ったドリンクや氷は給湯室のシンクに流すように促したり、給湯室のそばにオフィスカフェを設置したりするのも一つの方法です。

このように、給湯室を活用する、問題解決につながる設備を導入するなどの工夫によって、水回りの工事をしなくてもオフィス内にカフェコーナーを作ることができます。

セルフで楽しめる空間づくりを

オフィスカフェと聞くと、「本格的なカフェを作らなければいけない」と考えてしまいがちですが、コーヒーショップのようにバリスタや専門のスタッフを雇う必要はありません。従業員がセルフサービスでドリンクを作れるスペースを設けるようにしましょう。

たとえば、前述したオフィスカフェの設置方法に挙げたとおり、コーヒーメーカー・電気ポットの設置、ハイカウンターやワゴンを導入するだけでオフィスカフェとして十分な設備を準備できます。コーヒー以外に、インスタントのカップラーメンや味噌汁・スープなど常備しておけば、省スペースでも満足度の高いカフェスペースを作ることができるでしょう。

オフィスの広さや利用目的などに合わせて、大がかりなリノベーションではなく、無理なく手軽にできることから始めましょう。

オフィスカフェを活用し社内コミュニケーションを活性化させよう

企業にさまざまなメリットを生み出してくれるオフィスカフェは、気軽な雑談を通じて従業員が相談したりリフレッシュしたりする機会を作れます。その結果、仕事へのモチベーションが高まり、個人・組織全体の生産性の向上につなげることができます。

オフィスカフェをより手軽に取り入れられる方法として、ネスレ日本が提供している
「ネスカフェ アンバサダー プログラム」の利用がおすすめです。

「ネスカフェ アンバサダー プログラム」を利用することで、オフィスの空きスペースにコーヒーメーカーを設置でき、手軽にカフェ風の空間を実現できます。

本格的なコーヒーを始め、ラテや抹茶、ミルクティーなどバラエティも豊富なので、コーヒーメーカーを設置するだけでカフェのようにコーヒーを楽しめますし、コーヒーメーカーのレンタルは無料なので導入もしやすいです。

コーヒーメーカーはコンパクトで、A4サイズほどのスペースがあれば設置可能です。
オフィスカフェのためにスペースを確保したり家具を取り入れたりする必要がないため、手軽にカフェスペースを設けたい企業に向いています。ぜひ検討してみてください。